高北謙一郎の「物語の種」

読み物としてお楽しみいただけるブログを目指して日々更新中。

根津美術館

撮影をしていて、時どき困っちまうことがある。

 

 

誰が撮っても美しい景色を前にした時だ。

 

 

正直、自分が撮影する意味を失う。

 コレ、私が撮る必要なくないか? と…。

 

 

昨日の根津美術館もそうだった。

 

昨日は、当初予定していたイベントが中止になっちまって、ヒマを持て余していた。

で、せっかくなんで午前中から根津美術館に撮影に出かけた。

 

この美術館、展示物は興味のアリ・ナシによって評価が分かれるだろうが、

庭園にかんしては誰がどう見たってバツグンに美しい。

特にね、今は紅葉がスゴいのなんのって。

 

 

紅葉…。

 

春のさくらと双璧だが、コヤツは撮られ尽くしている。

何をどう撮ったってどこかで誰かが撮った写真に似てしまう。

 

もはや私にできることは、美しい景色に美しい光が射し込む瞬間を待つしかない。

 

 

もうね、ここまできちゃうと、自分がどうこうっていうのは無理矢理でも忘れちまった方がいいと思うのだ。

 

ただ美しいモノを美しく撮る。

 

それに集中するしかない。

 

で、こんな写真。

 

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根津美術館の庭園

 

 

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根津美術館の庭園

 

 

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根津美術館の庭園




けっきょくどこか分からないカットになってしまった…。

根津美術館の庭園である、と繰り返し明記しておく。

 

 

はい、そんなわけで、さっさと撮影は止め(それでも1時間半はやってたけど)。

まぁとりあえず、美しいモノを美しく撮る、という目的は果たせたので。

 

 

天気もよかったし、あとはノンビリ散歩の時間。

 

表参道にある美術館とは思えないほど、庭園内は静かで穏やか。けっこう高低差のある石段をのぼったりおりたり、時おりベンチに座ってゆったり空を見あげたり…あぁヤバイ、何にもしたくなくなってきた。

 

 もともとボーっとするのが好きな私には最適な場所である。季節を選びはするが。

ここを訪ねたのは数年ぶりで、以前に来た時も秋だった。

もっと他の季節も観てみたいな、と改めて思った。

冬とかもきれいなんだろうなぁ…寒そうだけど。

 

 

この美術館、けっこう他の美術館とは趣が違っていて、和風の雰囲気がだいぶ強め。

昨日も和装のご婦人方が大勢いらしていて、お茶会からの紅葉狩り、みたいなことをやっていたみたい。風流ですなぁ。

それぞれの季節でそれぞれの楽しみ方があるのが、日本のいいところ。 

季節の移ろいとか、あわただしい日常の中で忘れてしまいがちですが、

時にはノンビリとこんな場所で体感するのもいいかもしれません。

 

…って、誰だオマエ? ってぐらいマトモなことを書いちまった。

 

時々あるね、こういう投稿。

なんだろう? 自分でも分からないけど、ちょっとしたバランスなんだと思う。

昨日は、午後には東劇にも行ってきたし、充実した1日であった。

さ、今日はもう、ぐでんぐでんに酔いつぶれようっと。